公開情報

ご挨拶

わたしたち主婦会館 プラザエフは、1956年、この四谷駅前・六番町の地に、消費者運動や女性(婦人)運動の拠点として建設され、以来半世紀以上にわたり、人々が集まり、コミュニケーションをする「場」を提供してまいりました。
人々は、移動の自由を享受し、集まり、コミュニケーションを通じ、衆知を持ち寄ることで、世の中のさまざまな課題を解決してきました。わたしたちプラザエフが提供するのは、こうした「衆知を持ち寄る場」であると考えています。

数年来猛威を振るったコロナ感染症は、人々の移動や接触、さらに集会や会合の機会を制約することで、わたしたちの経済や社会の分断を促したといわれます。コロナ禍によってわたしたちの行動や価値観は大きく変容し、わたしたちプラザエフの存在意義も問われています。

コロナ禍により牽引され急速に進んだデジタル化は、企業での働き方について再考を促し、必ずしもオフィスでの勤務を不可欠のものとはしなくなりました。他方、人々の接触を避けるために導入されたオンライン会議は、むしろ移動を伴わないグローバルなコミュニケーションを可能にしたといえます。
このようにコロナ禍は、人々の「距離」に対する感覚や考え方を大きく変えたことは確かです。わたしたちは、コミュニケーションや集会・会合は、物理的な距離にかかわらず、可能であることを知りました。

しかしながら、人々の間の創造的なコミュニケーションにおいて、移動できること、集まることの重要さは、いまも変わらないといわれます。むしろ、いまほど、距離や思想・信条に関わらず、さまざまな人々の知恵を集め、議論し、わたしたちの国や社会の問題を解決することが求められているときはありません。

だとすると、これまで「衆知を持ち寄る場」の提供を事業としてきたわたしたちプラザエフは、何をすべきでしょうか?
距離や思想・信条に関わらず、離れている人々をどうやって結びつけるか、離れていても一緒にいる「場」をどのように作り出していくか。近くにいても、離れたところにいても、人々の集まるところに問題解決のきっかけがあるはずです。わたしたち主婦会館プラザエフは、近くにいても、離れていても、人々の集まる「場」を提供しつづけようと思っています。衆知の「場」をつくることが、わたしたちの役割の一つであると考えているからです。

一般財団法人主婦会館 理事長

石岡 克俊

一般財団法人主婦会館の業務・財務に関する資料

2023年度 事業計画・予算

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2022年度 事業・決算報告

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一般財団法人主婦会館の事業

プラザエフ

人々が集まり、コミュニケーション出来る「様々な場」を提供します

レストラン エフ

アットホームな雰囲気の中、ランチや喫茶をお楽しみいただけます

四ツ谷主婦会館カウンセリング室

家族・対人関係の悩みに専門カウンセラーが親身にサポートします